日本旅館協会東北支部連合会はこのほど、会員旅館を対象に毎月実施している宿泊実態調査の今年5月の結果をまとめた=表。東北6県の5月の宿泊人員、売り上げは、前年同月の実績を下回った。
回答施設数は、東北6県に所在する旅館101軒。
宿泊人員は前年同月比2.9%減、売り上げは同1.8%減だった。青森県は宿泊人員、売り上げともにほぼ前年並み。福島県は宿泊人員が0.2%減となったが、売り上げは2.1%増となった。他の4県は宿泊人員、売り上げの両方が前年同月の実績に届かなかった。
宿泊人員の今年1~5月累計は東北6県で前年同期比1%増。青森県が9%増、秋田県が8%増、岩手県と福島県が1%増とプラスだが、山形県が6%減、宮城県が2%減となった。